最近母との外出が増えたかな?
今日は母の方から「今日は一緒にお昼を食べに行かない?と誘われたので、
「うん!行こう行こう!」と久しぶりの親子でのお出かけ。
こういう時父はたいていの場合「行かない!」と言い張るのでお留守番。
父を気遣ってお互いにほとんど口を利くことがなかったので、
久しぶりに気兼ねなくいろいろな会話を楽しんだよ。
そういえばこういう感覚っていつからできなくなっていたんだっけ?
父といるときに感じたなんとも言えない警戒心なく、
リラックスして会話ができたものの今までの体験を考えると、
場合によっては急にけんかに発展する可能性もあったので、
まぁ何となくだけど会話は母のリズムに合わせはしたかな。
今まで私だけが外で外食していたのでうらやましくなったのかな?
バスが来る時間が近くなったので外に出ていくと、
ものすごく風が強くていろいろショップ厳しかったので、
駅の裏に風がこないから少しの間そこにいよう」と提案したら、
「あら、あんたずいぶんとここら辺詳しいのね」というので、
「だって家出をしたときいろいろと居心地のいい場所を探したんだもん」と私。
今だから笑い話になるけど本当に家にいられなかった。
ただし父との関係は保ちたいと思う気持ちはあるが、
今まで「なぜこんんなことで?」と何かと怒鳴られまくられて来たので、
もう苦しいという感情を超えて信頼できる人ではなくなっている。
それでも時には優しい時もあるけど、
私を恐れて遠慮しているようにも感じる。
子供のころはあんんあに優しかったのに・・・
今思うと自分がまだ未熟で弱みを見せていたからだと思う。
今は波乱に満ちた人生を渡り歩いてきた分、
色々な人の美しさと醜さを見て来た。
そしてたくさんの人たちに支えられ救われれてきた。
そんなことを嬉しそうに話しても、
人との思い出が乏しかったり未経験の人には、
その感覚を想像することすらできないのと似ている。
そういえば何回目かの家出の時、
たまたま居合わせた駿河健康ランドの送迎バスに乗り、
ホテルのロービーだったら水とトイレは確保できるなと思って、
無料エリアの長椅子で気持ちよく眠っていたら、
フロントのお姉さんに声をかけられた。
「ギクッ!迷惑なのかも‼」と思って跳び起きたら、
「お客様、お体でも悪いのですか?」と聞かれたので、
「体は元気なのですが、家にどうしても帰りたくない理由があって」と、
いきさつを事細かに説明したらじっくりと話を聞いていただいた後、
「仮眠室が空いていますのでご自由にお使いください、ずっといていいですよ」と、
嫌な顔を一切することなく言っていただきました。
最初は悪いなと思っていたのですが喉が渇いたこともあり、
せっかくこう言っていただいた事なのでお言葉に甘えて、
仮眠室を使わせていただくことにした。
ぐっすりと布団の柔らかな感触に包まれて・・・
お手洗いとキレイなお水をいただきながら、
人の暖かさに感動しながらそしていろいろな空想を巡らせて朝を迎えた。・
ふと目が覚めたので時計を見ると7時を周っていた。
そして考えた。
だいたいの場合ホテルの朝食は8時ころに出す。
ずっといていいですよと言わたけど、
もう起きちゃったし今から8時まで寝たふりするみたいで、
さすがにご飯が出るのを待ちながら寝たふりをするのは恥ずかしい。
なんだかんだで無事自宅に戻り、
両親にこういう親切な人に救われてと、
感激したよと話していたら、
父が「みんなにこんなに迷惑をかけて‼」と怒鳴りつけてきた。
私はびっくり仰天してしまったよ。
この人ってそんなに人の交流を避けるの?と思わされるほどに。
こういう経験をさんざん積み重ねてきたので、
今度またいつ精神病棟に入院させられるかわからない。
そもそも心臓を手術してもうまく機能していないのも、
毎日のように私と母を怒鳴りつけてきた結果だと直感した。
私も母と大げんかした時胸がキュッと痛む経験を持つ。
母にはそういう話をしたけどやっぱり反対することはなかった。
私が「生き延びる唯一の方法は大谷翔平かYOSIKIと結婚するしかないね」というと、
意外と本気モードじゃないの?!と思わせる表情をした?かな。
『「そうね、大谷君だったら「電気代をいくらでも使っていいよ」と、
言うでしょうにね』と2人で妄想しては大笑いしてしまったよ。
「でも実はものすごいケチかもよ」と私。
まぁ独身貴族の間はいいけど結婚した途端豹変する可能性は0ではないからね。